外資で必要な英語力とは?TOEIC900より大事な6つのスキル【実体験】

TOEIC750で外資系企業に転職した体験を紹介する記事のアイキャッチ画像 英語(English)
ママでもできた。TOEIC750で外資へ転職した実体験から、外資に必要な英語力を解説しています。

外資転職を考えるとき、まずTOEICの勉強を始める人は多いと思います。

でも、私はアメリカ企業で3年間、
“同僚ほぼ全員外国人・会議はすべて英語”という100%英語環境で働き、確信しました。

外資で成果を出すのに必要な英語力は、学校では教わらない。
TOEICの点数だけを追いかけても、外資にはたどり着けない。

この記事では、私の実体験から
外資で本当に必要な英語力を6つのポイントにまとめて紹介します。


TOEIC900を目指してから応募では“遅い”

私は TOEIC750でアメリカのユニコーン企業に内定 しました。

外資の採用は、英語力よりも徹底的に「スキルのマッチ度」で判断されます。

  • 英語が流暢 → スキル弱い
  • 英語が拙い → スキル強い

この2択なら、外資は迷わず後者を採用します。

実際、外資の面接官はあなたの英語を理解する意思があります。
ゆっくり話してくれるし、聞き返しても問題ない。

英語を理由に応募を先延ばしするより、
スキル × 必要最低限の英語力のほうが圧倒的に武器になります。


“My English is bad” 的な自虐は、マジでやめた方がいい

英語に自信がなくて、つい自虐してしまう人がいます。

“Sorry, my English is not good…”
“I’m bad at English…”

気持ちは分かる。
でもビジネスでは何の意味もないどころか、逆効果 です。

  • 自信がない人
  • 情報の正確性に不安がある人
  • 任せにくい人

と見られてしまうから。

英語が完璧でなくても、
堂々と話す方が圧倒的に信頼されます。

言わずとも、「私はこういう英語を話すタイプです」とアピールして、必要なら聞き返すね、くらいの態度でいること。

これくらいでちょうどいい。


出川イングリッシュはNG。でも「伝える気概」は必須

彼の英語はビジネスでは使えませんが、
ひとつだけ外資で必要なものがあります。

伝えるまであきらめない姿勢

英語が上手くなくても、
「なんとか伝えよう」と積極的に話す人は、外資では評価されます。
(ハチャメチャ英語ではだめです。最低限の文法は必要。)

完璧な英語よりも
伝える気持ち × 必要最低限の文法
の方がよっぽど強い武器になります。


リモート外資では、身振り手振りがまったく使えない

私が強烈に感じたのが、この点。

リモートだと…

  • 空気で察する
  • 表情から読み取る
  • ジェスチャーで補う

このすべてが使えません。

だからこそ必要なのは、

  • 説明力
  • 結論ファースト
  • 言いたいことを言語化する力

特に外資では、
「結論がない説明=何も言ってない扱い」 になります。

英語力の前に、まず「言語化の筋力」を鍛えるだけで
伝わり方が一気に変わります。


外資は「英語ができる人」より「スキルが強い人」を求めている

極論、英語は後から伸ばせます。
でも 職種スキルは後から伸ばしにくい

そのため外資は、

  • 実務スキル
  • プロジェクト経験
  • 問題解決力
  • そのポジションに必要な専門性

を最重要視します。

英語を磨く前に、
職種スキルをもう一段引き上げる
これが外資への一番の近道です。


外資の最大の壁は「何言ってるかわからない」問題

外資で最初にぶつかるのは、
「発音の違い」と「早口」です。

  • インド英語
  • シンガポール英語
  • 中国系英語
  • ネイティブの早口英語

全部ぜんっぜん違う。

話すよりまず、

  • 聞く力
  • 要点を抜き出す力
  • 会議後に要約する力

この3つが必須になります。

特に要約力は、多国籍企業では武器になります。


まとめ:外資に必要なのは、完璧な英語ではなく「仕事をする力」

外資で求められる英語力をひと言でまとめるなら、

英語力は仕事ができる最低限だけで十分で、あとはスキルとマインドがすべて。

完璧さより、応募する勇気 の方が大事です。


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